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熱中症に気をつけよう!

◎体温調節の仕組み

体温調節は、体内で熱をつくりだす産熱と体から熱を逃がす放熱との バランスで成り立っている。産熱量が放熱量よりも多いと体温は上昇↗し、 放熱量が産熱量よりも多いと体温は低下↘する。

◎熱中症

熱中症とは暑熱環境によって生じる健康障害の総称。症状によってI度~III度に 分けられるが、たとえI度の場合でも放置すると進行して重症度が増すため、 症状が現れたらすみやかに処置を行うことが大切です。 ↓以下の人は熱中症になりやすいため注意しましょう↓

体力の弱い人/高齢者/幼児や学童/肥満の人/体調不良者 けがや故障をしている人/性格的に我慢強い、まじめ、引っ込み思案な人

◎水分補給

水分補給は、補給量・水分の種類・濃度・タイミングなどが重要!
〈補給量・タイミング〉
汗で失われた量を補給するのがベスト。しかし急速に過剰摂取すると胃の膨満感や 腹痛はもちろん、体液が薄まってしまい頭痛、吐き気嘔吐、倦怠感、けいれんなどを 引き起こす可能性があるので、1 回200~250 mℓを 1 時間に 2~4 回と、 少量ずつ頻回に行いましょう!
〈種類・濃度〉
汗をかくと水分と同時に塩分も失われるので、塩分を 0.1~0.2%/糖分を 4~8%程度含んだものを摂取しましょう。 市販のスポーツドリンクでも OK!!

◎予防

熱中症の事故は暑い日や湿度が高い日だけでなく、10~11 月、2 月にも発生しており、 気温がそれほど高くなくても湿度や体調などの条件によっては熱中症が発生することを 認識することが大切です
・人間が暑さに慣れるには 3~4 日かかるとも言われています。急な暑さを感じた時は 無理な運動を避けましょう。
・汗で失った水分と一緒に塩分も摂取! ・暑いときは吸湿性通気性の良い軽装で。屋外活動の際は帽子の着用も有効。
休憩中などは衣服を緩めたりするなど熱を逃がす工夫をしましょう!