足底腱膜炎とは?
2024.07.20
足底腱膜とは、足の裏で踵の骨から足の指へつながっている腱です。
足のアーチ構造(土踏まず)を支えるもので、荷重がかかる際に足への負担を和らげるクッションの役割をします。
この足底腱膜に負担がかかり炎症を起こすのが足底腱膜炎です。
<原因>
運動や仕事のより繰り返す負担や扁平足などの足の形の変形、年齢に伴う腱膜の老化、体重増加などがあります。
いずれも足底腱膜にかかる負担が増えると痛みが強くなります。
<対処法・治療法>
①腱膜にかかる負担を減らす
スポーツやランニングが原因の場合には走る量を減らすことで負担が軽減します。ダイエットで体重を減らすことも効果的です。
②ストレッチやマッサージ
足底腱膜のストレッチやふくらはぎのストレッチが大変有効です。
③インソールの装着
靴の底に引く“インソール“を作ることで足底腱膜へかかる負担を減らす
ことができます。
<セルフケア>
アキレス腱やふくらはぎのストレッチ、テニスボールなどを使ったストレッチが有効です。
テニスボールを使ったストレッチとは
椅子に座って、土踏まずの部分でテニスボールを転がすようにストレッチします。足を入れ替えて反対側も同様に行いましょう。