高齢者の骨折について
2025.04.11
高齢者の骨折について
高齢者の骨折は、骨粗鬆症や筋力低下、バランス能力の低下などの原因で起こりやすく、寝たきりのリスクがあるので注意が必要です。
高齢者の4大骨折
1.大腿骨近位部骨折(太ももの付け根)
・転倒が原因で最も多い骨折
・手術になることが多く、要介護・寝たきりになりやすい
2.椎体圧迫骨折(背骨の骨折)
・骨粗鬆症による「いつの間に骨折」が多い
・尻もちをつくなどの軽い衝撃でも折れる
3.橈骨遠位端骨折(手首の骨折)
・転倒して手をついた時に骨折する
・骨粗鬆症の人は特に折れやすい
4.上腕骨近位部骨折(肩の骨折)
・転倒時に肩から地面にぶつかると折れる
・内出血が肩から腕に広がることがある
骨折を予防するために
・骨粗鬆症対策→カルシウムとビタミンDを摂取する
・転倒予防→家の中の段差を少なくする、夜足元を明るくする
・適度な運動→ウォーキングや軽い筋トレを行う